SEIKO 5SPORTS MATIC DELUXE 25JEWELS

古いSEIKOの1966年製造の25石自動巻きです。
 
セイコー5のご先祖さま。当時、大卒平均初任給は24,000円の時代、10,500円で販売されていたようです。今のファイブとはかなり位置づけが違いグレードも少し高かったようです。
 
SEIKO 5 SPORTS MATIC DELUXE 7619-7010  25JEWELS
 
何気にオークションを眺めていて、落札。何でしょうね。お宝探しをしているような感じです。磨いてソコソコ動けば、楽しいので、夜な夜な、ピカールで研磨するのを楽んでいます。チョット性格、暗いかも・・・コレも、ストレス解消です。
 
 
昨日到着。気晴らしに、ひたすら研磨しました。フェイスの周囲のリングの装飾がオシャレ。

手にとって見た感じ。ナカナカいいデザインです。エッジの効いたケース。しっかりと作ってます。バランスが良いです。美しい。この時代のセイコーの時計、良いです。

ロードマチックとケースは同じぐらいの大きさですが、フェイスはやや大きめ。存在感があります。少し重みがあって、いい感じです。

フェイスは、年季が入って、結構、日焼けしています。少し汚れも入ってます。コレを汚いと見るか、ビンテージな感じとして捉えるか、微妙ですが、悪くないです。

ただ、風防が傷だらけ、磨き甲斐があります。ケースも汚れています。打痕もアリます。気合入れて、とりあえず今の状態。まだ、フェイスに傷は残ってます。


裏蓋は、かなり、摩耗してますが、防水機能の証。イルカさんのマークが入ってます。今では、ほとんどその役も果たさないでしょうが、古いセイコーの味があります。

・セイコー5と言えば、今も作り続けられている時計ですが、今のファイブより実用性では劣りますが・・・明らかに、造りは良いです。


使っていない18mm幅のベルトを装着。アンティークな雰囲気が出るので、キャメルのベルトを装着。いい感じです。

時計の厚みも今までの中で一番分厚いです。フェイスも少し大きめ。自分的には、一番気に入っている大きさです。ドルフィン針が大好き。何気に文字盤の周囲を飾っている、エッジの入ったリングが、古い雰囲気を出してくれているので、気に入ってます。


5スポーツマチックは、リューズが2つ。手巻き機能がないので、リューズが本体に隠れてます。、常用しているセイコーマチックウィークエンダーと同じです。60年代のセイコーの自動巻きはこんなフェイスが多いです。

上のボタンは日付早送り用ボタンです。押すと1日ずつ日付を早送りできます。曜日の変更は針をひたすら回して合わなくてはイケマセン。止まったらひたすら振ってゼンマイを巻く仕様です。でも、この手間が楽しい。

精度は、日差-20秒程度、やや遅れますが、実用範囲です。先日のLMに続き、オーバーホール代はキープできました。

古いセイコーの時計の魅力にハマりつつあるこの頃です。


コメント

このブログの人気の投稿

キャストスタイルLED化

SEIKO SPORTSMATIC DELUXE 7619-7010

SEIKO LORD MATIC 23JEWELS