井戸水検査

地元、高槻富田の酒は、阿武山山系の伏流水が、多くのミネラル分を含んでいて、仕込水として非常に適していたので、酒作りが栄え、最盛期の江戸時代中期には、富田は池田、伊丹とならぶ「北摂三銘酒のひとつに数えられるお酒の名産地でした。

お酒の話ではありません。阿武山山系の伏流水が多くのミネラル分を含んでいること。・・・・チョット興味が出てきます。家にある浅井戸。裏は阿武山。おいしい水が出ているかも。

昔は飲料水に使っていたそうです。今は庭の散水に使っています。飲めるのかな・・・浅井戸だからね・・・大腸菌怖いわ。

 
共立理化学研究所 井戸水検査セット。 コレだけで飲用出来るかどうかは、判断できません。ざっくりとph、不純物、硬度、亜硝酸、鉄の5項目。どんな水か調べます。
 

組み上げた井戸水。無色透明、無味無臭。容器の内側に無数の気泡がくっついています。ナンダ?この気体は・・・・炭酸水か??
 

ph検査。黄色になりました。phは6程度でしょうか。弱酸性 

美味しい水は弱アルカリ性だと聞きます。あ~残念じゃ。二酸化炭素が多いからphが6なのかな?疑問が膨らむ。


続いて、COD検査。鮮やかなピンク色に変化しました。何だこの検査?有機物が含まれているかどうかの検査らしい有機物には、たとえば、プランクトン(微生物)や台所からのこぼれた水やトイレから出る汚水などがあります。

結果は、0-5mg/l(ppm)まわりは住宅街ですが、汚れていない水と判断して良いのかな

 
続いて、硬度検査。これもかなり鮮やかなピンク色に変化しましたよ。水の硬度ってなんだ?
 
日本の水のホトンドは軟水らしい。ミネラルを多く含む水ほど硬水になるらしい。ヨーロッパの水は硬水が多い。これは、長い間、石灰質の地層を通って濾過されるから・・・
 
阿武山山系は石灰質層だと聞きます。
 
結果は、ちょっと高そう。100mg/l以上。(ppm)CaCo3 中硬水ですか。家の井戸水、ミネラルが含まれているわけですね。
 
ヨーロッパの水か?ヴァルス/Valsとか・・・炭酸の味はしないけど・・・泡ブクブク。弱酸性。硬度100mg/l。

 
亜硝酸テスト。コレは変化なし。無色透明です。これが高くなると、生活排水やし尿の汚染があったり、田畑の窒素肥料の影響などが考えられます。
 
0,02mg/l(ppm)以下。汚染されていないようです。

 
鉄分テスト。これも変化なし。無色透明です。
0.05mg/l(ppm)以下。
 
検査の結果は、飲めるかどうかは別として、きれいな、弱酸性の中硬度の水と言ったところでしょうか。飲用に適するかどうか検査するには、本格的に検査してもらわなくてはイケマン。
 
試しに、チョットためしに口にふくみましたが、高槻の水道水の方が美味しい。軟水になれた日本人ですか・・・
 
風呂に入れたら、お肌に良いかも・・・気になる家の井戸水でした。

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