復刻版ラジオ

部屋で、ゆったりラジオを聴きたいわ。ちょっとレトロな、ビンテージラジオを探します。

しかし、きちんと鳴るものは、予想以上に高値です。そこまで、欲しいと思えないので、まずは、入門編。雰囲気が味わえる、復刻版のビンテージラジオを入手しました。


昭和60年代、クラリオンが不定期に販売していたRADIO FASHION SERIESの一つです。他、数種類出してますが、この形が一番好きかも。

 
新品未使用。これに惹かれて、オークションで落札。当時の箱の中に入っています。

クラリオン  RADIO FASHION SERIES FM/AM HR1100A 

ラジオ世代です。・・・中・高学生のとき、「ジェットストリーム」や「オールナイトニッポン」を聞いた世代です。

ナショナルの「クーガー」をもう一度、手元に置いてみたい気もしますが、ビンテージの木製ラジオの雰囲気・・・・イイです。


 
中に入っていた説明書を見ると、1987年、2月・・・と記載されています。今から30年前に作られた、アンティークラジオの復刻版です。クラリオンと言えば、カーオーディオの先駆者。
 

四角いハコの上にスピーカーが鎮座した、古きアメリカンスタイルの復刻版ラジオ。復刻版です。

家内が買ってきた、本物のアンティーク物の家具を見た後には、チョット可愛そうかも。でも、木製の外観がイイです。金色の文字やラインは、そのうちハゲるでしょう。

今では、FMワイドで受信できるラジオもありますが、30年前のラジオです。90MHzまでです。90.6MHzのMBSラジオまでは綺麗に受信しています。

しかし、ブルートゥースでスマホの音楽を流せるわけでもありません。スマホでラジコをDLすれば、ラジオも聞ける時代です。

至って、何もないAM/FMラジオ。・・・買ったものの、「聞くの?」「聞きます。木製スピーカーから流れるFM COCOLO」

スイッチを入れてチューナーを回すと、アンテナを張らなくてもFMをしっかり受信しています。「懐かしい音だわ。・・・」「FMをモノラルで聴くか?」「聴きます。」モノラルの方が、雑音が少なくて聴きやすいです。」

今では珍しい外部アンテナ端子がついています。2mほどある、シンプルな銅線がアンテナです。窓枠に沿ってテープで貼り付けて感度アップ。

一つのスピーカーから、木の柔らかい音が、流れてきます。今時のラジオと比べると、悪く言えばチョットこもった音?でも、CDラジカセから出てくる音とは違います。

味があるわ。音響メーカーのラジオです。

あえて、昭和を回顧する時間を楽しみます。


本体の後ろには、限定版プレート。800番代。それ程多く販売されていないので、後、50年すればレア物?

長期保存なので、プレートの真鍮も錆びてますが、コレも味として見ておきます。スローな生活。心の安らぎ。楽しませてもらいます。

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