肥料価格高騰対策事業
JA高槻阿武野支店で説明会がありました。令和4年度〜5年度の2年間において化学肥料の2割減に向けた2つ以上の取り組みを行う農業者が対象です。
前年度の肥料費から増加額の7割を支援金として交付するものです。
ざっくり算出例を紹介すると、50,000円の肥料費に対して7.200円。100,000円の肥料費に対して14,400円の補助。
JAが取りまとめて申請の窓口になってくれているので、JAで購入した肥料のみが対象です。JAで肥料そんなに買ってないわ。
次、化学肥料20%減に向けた2つ以上の取り組みを行わないと申請出来ません。
水稲の場合、秋に稲を土に鋤き込む作業をしていれば1つクリア。
もう一つはセラコート等の化学肥料を従来より2割減にして、堆肥で補うことで2つ目クリア。
機械化して、肥料の量を抑えるのもあり。ドローン飛ばして施肥とか、田植機に施肥機を後付するとか。お金かかるわ。
10aあたりのNPKの基本施肥量を頭に入れて堆肥をどれだけ入れるか計算しなくてはイケマセン。
エコ農産物申請したとき思い出します。農業大学校の講義がここで生かされます。
他にもイロイロ取り組み項目があります。レンゲを入れてもOK。土壌検査するのもOK
我が家は、藁の鋤き込みとエコ農産物の2つやっているのでクリア。エコ農産物の資料を提出すれば大丈夫。
それを申請用紙に記入して、肥料の証拠写真を添付して提出です。
そして、面倒なのが、中間報告と終了報告を提出しなければなりません。国の事業は細かい。
ハードル高いわ。しかも、高槻市からすでに補助金を受け取っているので、7,000円引かれて補助。
小さな農家です。高槻市と大阪府は確定申告の写しを出せばOKでした。中間報告も終了報告もありません。
今回は該当しますが、補助金額も少ないのでやめておきます。
これから化学肥料を控えた農業を国も進めていくことでしょう。それに対応できるようにしておくための説明会参加でした。
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