商家に伝わるひな人形めぐり

家族で、ぶらりと訪れた五個荘。近江商人屋敷では、商家に伝わる御殿雛などの家宝雛を2月1日から3月下旬まで公開しているようです。

国の重要伝統的建造物群保存地区の歴史的な町並みを生かした、ひな人形めぐりは、静かな町並みを華やかに演出していました。

 

町の案内板に、小さなお雛様。いたるところに並べられています。カワイイわ。

 

水路にも小さなお雛様が浮かんでいます。コレも情緒があって良いです。

 

3館共通券が600円。コレを購入します。まずは「外村繁邸。」庭にお雛様が並んでいます。新鮮です。優雅だわ。こんな楽しみ方もあるのですね。縁側に座ってのんびり眺めます。

部屋の中には代々の雛人形が並んでいます。段飾りはどこでも見られますが、ココは、チョット違います。

 

「外村宇兵衛邸。」屋敷の主人が説明をしてくれます。コレは、明治時代のものとか、宮大工さんに作ってもらった家型の雛人形。立派です。

 

こちらはもう少し古い江戸時代のものらしい。細部まで丁寧に作られていて、工芸品と言っても良いかも。

 

手前でお雛様が遊んでいます。これも珍しい。近江商人恐るべし・・・

 

「中江準五郎邸」。こちらは、麻で作られた現代作家さんの雛人形が並んでいます。琵琶湖をモデルしたものらしい。コレがまた素晴らしい。ナンダこの洗練された雛人形。

 

上品で気品ある雛人形です。お昼を食べて、古い町並みをのんびり歩くだけの五箇荘のつもりが、今日は、ビックサプライズ。良い物たくさん見せていただいて、良い親孝行ができた半日でした。