大阪エコ農産物



大阪エコ農産物とは 農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下で栽培された農産物のこと

 より安心で、環境にも配慮した農産物を届けるために、様々な工夫をしながら手間をかけて栽培されています。 化学合成農薬・化学肥料を5割以上削減 (webサイトから抜粋)

昨年末に水稲を申請して、大阪府から認証されています。昨日、高槻市の緑政課から、最終の現地調査と聞き取りです。

使用した農薬と肥料の報告をします。

一般公開します。自分の備忘録+エコ農産物を普及のために。

まず、当たり前ですが、野菜や米を作るには、チッソ、リン酸、カリを適量施肥しなけれななりません。

今、世界的に問題になっているのは、化学肥料のチッソです。安く入手出来るのですが、これを作るために大量の化石燃料を燃やし大気中にCo2を撒き散らしています。

これが、地球温暖化の原因のひとつにもなっています。

そこで、出来るだけ化学肥料を使わず有機肥料で野菜を作ろうとする動きが出ています。

SDGs宣言をしているFARM KISHIDA。取り組みます。

水稲のエコ農産物取得の条件は、化学肥料由来チッソ量を4.5kg/10a以下、化学肥料由来リン酸を3.0kg/10a以下に押さえること。

これ以上の化学肥料を撒くとアウトです。

しかし、これだけの量だと、十分にチッソもリン酸も与えてないので、下手をすると痩せた米になる恐れがあります。

そこで、追肥には、有機肥料を使って、チッソとリン酸を補充します。

たぶん、こんな努力をして作っているとは、認知されてないと思う。😭

使用した肥料

元肥 5月23日 けい酸加里入セラコートR860 25kg/10a

追肥 8月2日 有機アグレット674号 20kg/10a 😤😤😤

エコ農産物の認証を受けるため、追肥には、有機アグレットを使って、有機肥料でチッソとリン酸をしっかり補充してます。

続いて使用した農薬

無農薬で米を育てられたらベストですが、まだそんな、技量は身に付けてません。

まずは、5割減でチャレンジ。農薬は上限使用成分回数が7成分以下。

7種類以下の農薬で作りなさいという感じです。楽勝やんと思ってたら、甘かった。

jAで購入した苗。スミチオンとテリクードCフロアブルが使われています。

すでに苗を作るために2成分使われてます。残り5成分で作らなくてはいけません。

足らん😱😱。雑草対策、ウンカ、ジャンボたにし、カメムシ。優先順位決めなくては。

JA茨木の相談員さん直伝。雑草とチョウ目害虫(ウンカ含む)カメムシ対策しなさいと。😊 

使った農薬

フェルテラゼクサロン(2成分)6月2日、チョウ目害虫の初期被害を押さえるための農薬

ビクトリアz(2成分)6月10日、雑草抑制のための農薬

スタークル(1成分)9月9日、カメムシ対策の農薬

しかし、「エコ農産物」省エネってイメージ。チッソ5割減→肥料入れていないの❓なんか不味そう。というマイナスイメージを与えそう。もっと良いネーミング考えて欲しいわ。

FARM KISHIDAの米は、栄養たっぷりです。農薬も控えめ、しかも、環境問題にも寄与しているお米です。

安心安全。新鮮で美味しい野菜をお届けする。微々たる力ですが、自分の栽培方針の根本なので、これからも、地道に行動で示していきたいと思います。




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