儀象堂

国道19号線を北上。今日の宿は白馬。安曇野に寄る？安曇野は、友人も何度も訪れています。わがままを聞いてもらい、諏訪に立ち寄ります。塩尻から、高速を使って南下。チョット寄り道です。

「諏訪湖・時の科学館 儀象堂」は時計のふるさと諏訪で日本唯一の時計組立体験工房を持つ、時と時計のミュージアムです。

中国・宋時代に作られた、機械式時計のルーツ、水運儀象台を完全復元。水力で正確な時を刻む機械だそうです。係員の方の説明を受けます。

凝った仕掛けで、楽しませてくれます。しかし・・・時計に興味のない方には、イマイチかも。私のお目当ては、古いSEIKOの腕時計。

建物の中に戻ります。1階は、このお店のオリジナル時計が販売されています。ムーブメントはオリエント。セイコーエプソンです。予約制で時計の組み立ても出来ます。

２階は、古き良き時代のセイコーの機械式時計の博物館。味のある柱時計。アンティークな感じが素敵です。欲しいわ。

明治から大正、昭和初期に作られた壁時計が展示されています。コレも欲しいわ。手が届くかも・・・

1970～80年代、「ＳＯＮＹ」とともに世界で最も輝いていた日本発のブランド「ＳＥＩＫＯ」。スイスの名高いメーカーと比較しても、互角以上の性能を持った、日本の機械式腕時計。

日本が誇る世界のSEIKO。日差１~２秒。今では、スマホがあるから必要ない腕時計ですが・・・・・

腕につけているだけで、シアワセな気分になれる。諏訪SEIKOの機械式腕時計。

オークションで落札して、町の時計屋さんでオーバーホールしてもらっても、当たり前のように時を刻む、５０年前の腕時計。家にも２本あります。

当時の実物をコレだけ間近に見られることに、至福の時間。悪い虫が動きそうです。程度の良さそうな個体を落として、夜な夜な磨きを入れて、身につけてしまいそう。立ち止まって、じっくりと見ます。良いわ~。しばらく、動けません。一度は訪れたかった「儀象堂」。友人に感謝です。

車を北上、今晩のお宿、白馬、佐野坂の民宿へ向かいます。