池守の仕事


雨が降らないと米作りが大変。私の地区は川から水を引くことが出来ません。

ため池に貯水している水で米を作っています。メインの大谷池、そして、リザーブの荒内池。

この2つの池の水が命綱。今年は7月始めからリザーブの荒内池から水を落としていますが、追いつきません。メインの大谷池。

例年より気温が高いので、頻繁に水の補給が生じます。

こうなると、少し危ない状況が生まれます。

他地域では時間や曜日を設定して制限をかけながら調整しているようですが、我が村は、「早いもの勝ち」

これが、トラブルになるんでしょうね。組合長になって、村の組合員さんと話をすることが多くなってきました。

他人の苦情を耳にします。「まあ、仲良くしましょう〜」とその場を取り繕いますが、根は深そう。

今は、とにかく水の確保です。リザーブの荒内池のゲートを全開します。7,000平方メートル。水量は、まだ余裕カモ。

メインの大谷池への放水量を増やしました。

メインの大谷池。擁壁のブロックが白くみえます。すでに3段分水位が下がっています。

もう1段下がると、緊急事態宣言。私の家の前の田んぼだけ別水路を使っているのですが、水が流れない。

これは絶対避けたい。減るようだったら、最後の手段、池に設置している井戸ポンプを作動させて、地下水を汲み上げます。

リザーブの池から流している命のお水。

これから中干しの時期に入ります。1週間ほど水を抜くので、その間にメインの大谷池の水量を確保したい。

村全体の米作りに影響するので、少し気になるこの頃。あかん時は、村の誰かが助けてくれるでしょう。

ボチボチ行きます。

こんな事、やって、米を作っています。


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